はみだし


天啓の地旭が森


清澄山へはどうやって行ったらイイ?そもそもどこにある?つー事で、 最初1:100,000 のロードマップを見てみました。▲鋸山の東方指呼の内だろ〜う。。。と探すとすぐ見つかります。しかし▲鋸山から▲清澄山はど〜見ても真横(真東)に見えるなぁ。。。で、とりあえず定規を当ててみると、これまたど〜見ても真横に見える!でもって、今度は慎重に地図図画から平行にスライドさせて▲鋸山に合わせると、ちょ〜ど清澄の大杉のマークのすぐ南辺りにきました。これって旭が森とちゃう?!。。。こりゃ何かあるかもなぁ。。。と思って、もう少し細かく調べて見る事にしました。


まずは天啓の場所と旭が森に、三角点、多角点、基準点がないか調べてみました。両地点とも標高があり眺めがよく、上空視界が確保されているので有りそうなんですが、PCの閲覧では発見出来ませんでした。共に聖跡の為かな?

そこでGoogleEarthを使ってみる事にしました。ご存知の方も多いと思いますが、衛星写真を継ぎはぎして地球を作り、地図ソフトなどの連動で、世界中の住所や名称などを入力するとその場所の衛生写真が見れちゃうと言うフリーソフトですが、これを使うと写真上の任意の地点の緯度、経度が調べられたり、入力した緯度、経度の場所にツアーできたりします。
この機能を使ってまず、天啓聖跡の碑の辺りの経度、緯度を調べてみると、左の画像のように北緯35度9分32.9秒、東経139度49分52.25秒となりました。次に旭が森の銅像の辺りも同じ事をしてみると、2地点の緯度が近似値になりました。ん?もしかしてこれは。。。数字ではピントこないので、以下の事をやってみました。
緯度は天啓聖跡碑の数値を入力して、経度は旭が森の数値を入力して検索してみます。緯度は赤道を0度、北・南極を90度とした時のその地点の角度(たて)なので、同緯度2地点を結ぶ緯線(よこ)は子午線に直行するので、ピッタリ東西を示す?!理論上地球単位の誤差は有りますが、だいたいこんな感じかと?(^_^;)。
でも検索してみると、ちょっと鳥肌がたってしまいました。。。


緯度、経度の数値の横の四角がターゲットです。そのすぐ上に黒く影が伸びています。これが旭が森の日蓮聖人像の影です。天啓の碑から銅像はほぼピッタリ真東!つー事になります。水平直線距離は約29.22kmで、これだけの違いです。まあ、様々な誤差があるのは確かですが出来過ぎと言うより、チョッと怖いっス!
また別の方法、Googleマップを使ってもチェックしてみました。単純ですがもしかして結構正確かも!?Googleマップは規約で画像掲載出来ないので、仕方なくサンプル画像と文章で! 



まず地図なので上が真北、真右が真東になりますので、聖跡碑に、動かないDを目印代わりに合わせておいてキーボードの右矢印→キーで真右にスクロールしてゆけば聖跡碑の真東の線上が判るってスンポーですがいかに!(結果は青文字)
Googleマップを開いたら@に「日本寺」と入力して[検索]、すると仮本堂に印がついて地図が出ます。吹き出しを×で消すと上の方に浅間神社があるので、画面をつかんで(ドラッグ)良い位置に持って来ます。ここでAの拡大ツールの[+]ボタンを2回程クリックして拡大してから、Bをクリックして地図に写真を重ねると、上記GoogleEarthと同じ写真が出てきます。すると上記の浅間神社の位置とずれてる事がわかります。これは地図は正写投影なので、その為のズレです。地図のほうが正確です。先ほどの緯度経度が写真に対してどれだけ補正するソフトかで精度が変わってきます。Cをクリックして地図に戻すと神社の文字のすぐ上に四角があります。これが聖跡碑だと思います。ここにDの部分が来る様に画面をドラッグしてあわせます。Dの部分は固定されたツールなので、このままキーボードの右矢印→で右(東)へスクロールすればDの部分は常に真東の線上となります。実際→キーでひたすらスクロールしてみたら、清澄の大スギの文字が見えてきて、Dの部分はさっきと少しズレますが、旭が森の石段近くのお堂のあたりに来ます。Bをクリックして写真を出して確かめて見ましょう。
※その他の方法も試してみましたが同等の結果が得られました。
これらの事から、天啓の地と旭が森とは、恐ろしいほどの精度で東西関係にあると言うことがわかります。






なんと言う偶然!いやどう考えても必然でしょう!
この事についての細かな解釈は小生では出来ませんので、とりあえず事実だけを御報告!
しかし我々の立場からすると、旭が森は東方の光の最初の一石としての重要なる神事が行われた場所であり、天啓の地との位置関係にしても、その言霊や初日の出の件にしても、そこに何か深い神意を感じざる終えない場所であります。また逆に言えば昭和6年6月15日に夜昼転換を感得すべき場所は、寸分違わずあの場所でなければならなかった深い神意をも感じざる終えません。
光明皇后が都の東に勅願時を建てるよう命じられてより千数百年、神様の壮大かつ綿密なプログラムの一旦を垣間見たような気がするのは小生だけでしょうか。


これで漸く「日本寺」の巻は終了です。そしてこの写真が千葉でのラストカット!鋸山の全景です。確かにノコギリみたいな形ですね。
那古観音を出てから大急ぎで戻り、フェリーからの撮影です。これ撮ってたら大粒の雨がポツッポツッポツッ。。。ドカ〜ッ!っと降ってきて大雨。ぎりぎりセーフ!って感じでした。実は今回の旅は小生、単身バイクにテント積んで1泊2日で行って来たんですが、この2日間降りそうで降らず、ホントにご守護の連続でした!大感謝です!
しかしこの後は港からどーしたらイイんだろぅ。。。
しばし晩い昼飯を食いながら雨宿りしていると、通り雨だったようで。。。


虹まで出ちゃって大感激!豪雨に洗われ、ガラすきの道をルンルンバイクでかっ飛んで帰りました〜!ブル〜ン!



inserted by FC2 system