『応神堂開業のビラ』 昭和9(1934)年5月1日発行

稟告

 余が創始の岡田式神霊指圧療法は今より八年前突如聖観世音菩薩の霊感を享(う)けいかなる病者も治癒すべき大能力を与うるに依り世の為匡救(きょうきゅう)の業に従うべしと爾来数年千余人に及ぶあらゆる患者に施術したる処その偉効は神のごとく難病重症等全治せざるなく真に驚嘆すべき成果を挙げつつ今日に到れりしかるに従来は大森の僻陬(へきすう)に他業と兼行し遺憾ながら時を待ちいたりしが今回再度の神啓を蒙り修業全くなりたる〔を〕以て弘く一般病者を救済すべしとここにおいて帝都の中心麹町区に施術所を設け大に救世済民の志を遂げんとす大方の病に悩める諸彦(しょげん)即(すみやか)に神恵に浴せられんことを
 左記は従来の実験成績にしてそのいかに卓越せるかを知られたし




病名と全治に要した施術回数の列挙(--略--)



 なお右に洩れたる病症多々あらんも大体以上に準ずるものと心得られたし又病症の難易に由り多少の遅速は免れがたきも余が治療は対症療法に非ずして根本療法なれば全治後余の指示に従う限り絶対再発の患(うれい)なきを保証す特に弱体者をして健康者に転換せしめ一家族全体無病者たらしむる等これまで人類が望んで得られざりし難事も余が指導に従えば必ず解決するなり実に現代の奇蹟と言うも過言に非ずと信ず現在多年の病弱者一掃されて生の幸福を享有しつつある家庭多数あり人間が病気の不安より解放さるる事こそ真に幸福の第一義を把握せるものと言うべきなり。

  施術時間 自宅 午前九時より午後三時まで
         出張 午後三時より同六時まで
  急病はこの限りにあらず
   施術料金  初 回 目  弐 円
         二回目より  壱 円
   出張(市内) 初 回 目  拾 円
         二回目より  五 円
 医師の※招聘に応ず(病原指適〔摘〕、治療の補助)

      岡田式神霊指圧療法創始者
          岡  田  仁  斎 識
    東京市麹町区平河町三丁目四番地
         施術所 応 神 堂 本 院
              電話九段六一三番


※招聘(しょうへい)=礼を尽して人を招くこと



しかし昭和9年8月28日の日記には。。。

朝早く警察に行き広告の誇大の始末書をとられける

とあります。




昭和12年修正測図



        


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