富士山登拝 河口湖口五合目〜六合目


ここが富士スバルライン(有料道路)の終点の五合目です。河口湖口登山道の基点となっています。ここまでは車やバスで登って来れますが、登山シーズン中の約半分の期間はマイカー規制になっていて、その場合は無料駐車場に駐車してからバスでココまで来ます。
しかしすごい人ですね。年齢、性別、国籍、宗教の壁を超越しております!さすが富士山日本一! いや、世界い〜ちば〜ん!Oh yeahhh!ハイタ〜ッチ!
これから登るんだから疲れる事はやめましょう!それにハイタッチは日本語だし。。。さすが日本人!
まずは行くべき所へいきましょう!富士山御嶽神社です。明主様ゆかりの場所ではありませんが、ご挨拶はさせて頂かねば!主祭神は盤長姫命(いわながひめのみこと)様。木之花咲爺姫尊様の姉神様だそうです。何時もの様に、ちっちゃな声で天津祝詞奏上!
ご挨拶を終え、振り返るとチョッと離れて外人のおば様が珍しそ〜に見てるし。。。作法からして珍しいんでしょうね。でも、その手のデジカメやだな〜ぁ。。。撮った? 


ご挨拶を終え何かすっきり!しかし周りは俗っぽいなぁ。。。早めに脱出しよ!でも本来は高山病予防の為に、ここに1時間位留まって体を高度に順応させるのが良いようです。
今も馬がいるんですねえ。七合目まで行けるそうです。金12000也!
ここが登山道の入り口!富士山は「みななろう、3776m 」で、ここが2300mですから1476m登れば頂上です。まあ〜何とかなるっしょ!
しばらくの間ダラダラの下りなんで楽チンで〜す!でも何か勿体ないよーな。
この時間丁度下山してくる人達もいます。結構たくさんの人とすれ違いましたが全員足どりは重く、うなだれて、表情なし!中にはゾンビ状態の人もいます。これって、いったい、何を意味するんだろう。。。
山頂は霧でぜんぜん見えません。見えたら戦意喪失したりして。。。
しばらくすると泉ヶ瀧にでます。今日は水がほとんど無いですね。ここだけ周りの石となんか違う感じ。。。



「--それは日本の大地震である。その頃の人口は数万人に過ぎなかったが、その大地震のため大陥没を起こし、それがため人口は百分の一くらいに激減した。その陥没地震が今日の日本海を作り、太平洋岸もほとんど陥没した結果、その時以来日本国土は約三分の一に縮小されたのである。その際天上から見た神は地震の光景をかかされたが、まずその壮観は到底形容は出来ない。特に富士山がそれまで数万尺あったのが一挙に陥没し、何分の一になって、今日のごとき大きさとなったのであるから、その地殻変動の大規模さは想像の外である。その大地震で日本国土は全く肉が落ちて骨ばかりとなったようなものである。そうして右の地震は約十万年以前という事である。」
昭和24年10月5日
※昭和元年十二月の神懸りは、日本の原始時代史ともいうべきもので、五十万年以前からの日本の創成記でした。


地質学的?に言うと富士山は3つの山によって形成されているそうです。即ちそれは「小御岳」「古富士」「新富士」です。小御岳火山は十万年以前からあったことが確認されており、八万年前頃からは南側の火口で大噴火が頻発し、その火山れきなどで自らをおおいつくして古富士が形成され、また一万四千年前頃から同火口付近より再度大噴火が起こり、古富士をおおいつくして、この美しい山容ができたそうです。
御論文とミックスして考えてみると、十万年以前富士山の土台となっている小御岳山と呼ばれる山は数万尺(一万尺=3030m)あったものが地殻変動によって陥没2400mほどになってしまい、その後の噴火によって今の高さ、美しさになったつー事ですね。
その小御岳山の頂上付近の露出部分が、泉ヶ瀧の部分だそうです。
ここが陥没した頂上付近かぁ。。。すりすりとぉ!そしてこの小御岳山は火山れきにおおわれているだけに謎の多い山ですから、その内に大陥没の事実も発見される事でしょう!
だけど御論文によると数万人の人口が百分の一となると数百人でしょう(恐)。。。十万年前後の人類と言えばネアンデルタール人(自然人類学では。。。)くらいの時代ですが、日本は酸性土壌の為人骨は出土しにくいし、石器や炭化物の発見で日本にも旧人がいたとは言われてますが、遺物の出土例が極端に少ない上、2003年の石器ねつ造事件の混乱で、この御論文の実証は大変難しそうです。でもきっと旧日本人は数百人規模まで減少してしまったんですよ!故に出土事例が少ないのであります!
大峠の後に、こんな悲惨な事にならぬようにしなければなりません!
チョッと長居しすぎたので〜ぇ。。。ホイ!


六合目到着!五合目からは40分くらいで来れます。
富士吉田口ルートの方はまだ来てませんねぇ。(笑)
ちと待ちましょうか!
山頂の方はまだ霧で見えません。
あれ?この「ヘリ」のマークは、何?!
「山頂行き」だって。
お急ぎの方はどうぞ!
でも、人生も山登りも1歩1歩行きましょうよ!






山頂行き


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